40才、今日から終活。

日々を記す。思いを記す。とにかく記す。

40才で終活って、早くね?

今日は、ブログタイトルの由来を記す。

 

↓まず、私の最近の人生を紹介。

38才、15年間続けた小学校教諭を退職

39才、人生の迷い道

40才、新たな道を見つけ、奮闘中。

 

ここへ来て、なかなかハードな人生を

送っている私…。

 

なぜ40才にして「終活」を意識するようになったのか。少し話そう。

 

私は、毎日「生活」することに追われていた。

目が回るほどの忙しさに、

「生きる」ということについて考えるヒマもなけりゃ、「生きる」ことが当たり前で、「生きる」ことについて思いを馳せようという意識すらもてなかった。

 

神の思し召しで⁈退職して、

 時間がぽっかり空いた時、

私はこれからどうやって生きていこうと

生き方について考える時間とチャンスを与えられたのだ。

 

よく人生80年と言われるけれど、

もしかすると明日死ぬかもしれない。

 

そうなった時、子どもたちに何を残してやれるか。

今の私の生き方は子どもにどう映っているのか。

 

60才になってから「さあ、終活しましょ。」と

悠長に構えていたのでは遅い。

 

今の私が、できることできないこと含めて、

全力で、子どもや家族、大切な人に伝えることが

子どもの未来には必要だと思い始めたのだ。

 

それから、子どもを取り巻く環境を

豊かにしてやること。

つながり、思いやり、生きるための知恵、

親だけではとうてい教えてやれない。

だからこそ、みんなでみんなを育てることのできるコミュニティを作りたい。

 

そんな思いで、私は今の事業を進めているし、

このブログを書いている。

 

 

いつしか、担任していたクラスの子どもたちに

読み聞かせた本がある。

 

昨年、105才で逝去された医師 日野原重明さんが、

子ども向けに発刊した「いのちのおはなし」

 

 

いのちのおはなし (講談社の創作絵本)

いのちのおはなし (講談社の創作絵本)

 

 


"これから生きていく時間。それが、きみたちのいのちなんですよ。"

 

“ただ生きるのではなく,自分以外のために
「こころ」をつかい,「じかん」をつかい
生きていこう,私もそう努力していきます。”

 

日野原先生の言葉は、

やさしいけれど、

今の私には、重く響く。

 

迷っている今の時間が

決して無駄ではないのだと

勇気をもらえる。

 

私はなぜ生きているんだろう。

私はなぜ生きたいんだろう。

 

きっと、家族や、自分以外の誰かが成長したり、

喜んだりする姿を見るために

生きているんだなぁ。

 

よし。

生きるぞ。