40才、今日から終活。

日々を記す。思いを記す。とにかく記す。

親子で話す

うちの家族は、昔からあまり深く話し込まない。

それぞれがそれぞれの思いで生きている。

おかげで私はのびのびと育った。

 

いいのか悪いのか…。

 

それぞれが自由に動ける反面、

お互いの真意がつかめないのも難点…。

 

けれど、今日は、

父から声をかけてくれた。

 

私の始めた新事業について、

うまく回っているのか?

お金は大丈夫か?

 

誰にも言えず、

孤独で、

ずっと胸の中にしまっていたものが

涙とともに一気に溢れ出た。

 

うれしかった。

 

でも、

40才になってもなお、

親に心配をかけている自分に、

情けなさも感じた。

 

この一年が勝負。

 

来年のお正月には、

今年の心配など

なかったかのように、

みんなを安心させたい。

 

父の包容力と母の行動力

私は両親から素晴らしい宝物をもらった。

私ならできる。

だって、父と母の子だもの。

 

正月の話題。歳をとると話題も変わるもんだね…

お正月なので、叔父夫婦が来て食事。

 

何の話題からか、

両親と叔父夫婦による、

私らが死んだら…という話に。

 

介護は大変よね。

今、老人ホームもなかなか入れないらしいよ。

 

散骨は、そう簡単にできないらしい。

 

お骨はジュエリーにできるらしい。…えーっ⁈

 

お墓に入れて、世話してな。

 

私ら子どもいないから、土地と物件、あと頼むね。

 

相続したら相続税がかかるよね…

 

 

などなど、40ともなれば、

こんな話題で盛り上がる。

 

さみしいような…

でも、しっかり向き合わなければならない課題でもある。

 

妹が言った。

 

老後は、自分で選んだ高級老人ホームに入る。

お金は息子に出してもらう。

そのために、稼げる大人になるよう

今、子育てをがんばっている。と。

 

なるほど。

 

子どもがよりよく育ち、

ステキな大人になることを考えている私は

衝撃を受けた。

 

さらにその先の子どもの姿を思い描きながら育てる。

 

一歩先を見据えた子育て=自分の生き方を考える

 

我が妹ながら、あっぱれ。

 

 

 

 

ピカピカのキッチン by 父

実家に帰省中。

相変わらず古いキッチンだ。

いつもバタバタと料理する母は、

一気に片付ける派で、

キッチンは時折、山盛りの洗い物に占領されている。

 

しかし、今日、食後に見ると、

見たこともないくらいピカピカで

スッキリ片付いていた。

 

何と…

父が洗い物をすべてしたそうな。

 

今年70才。

公務員として仕事一筋ん十年。

これといった趣味もなく、

毎日黙々と働く背中を見せてくれていた父。

 

まさか、父が洗い物や洗濯をするなんて

思いもしなかった。

 

ただ、昔から、

アイロンがけだけは父の仕事だった。

私の制服のプリーツスカートのひだも

父の手によって保たれていた。

 

仕事を終え、退職した後、趣味もないし、

ただ老け込むだけかと心配していたが、

やりがいを見つけたようである。

ひと安心。

 

おだやかで、ゆったりとした

日々を送っているようだ。

 

私も自宅に帰ったら、

まずキッチンをピカピカにしよう。

 

父が何十年も働く姿を見せてくれた。

私たちを育て上げてくれた。

そして、第二の人生で、家事をきっちりする姿を

みせてくれている。

 

決して押し付けない。

黙って、ただ家族のために働く

 

父の背中をまだまだ見ていたいと思った。

 

 

新しい年の始まり。今日から生き様を記すことにした。

新しい年が始まった。

 

一昨年、私は15年続けた小学校教諭を退職し、

第二の人生をスタートした。

 

不安、孤独、迷い。

周りには伝えきれていないこともたくさんある。

 

教職は離れたが、

やはり教育については考えたくて。

 

自分の思いを信じて、

自分にできることを行動に移し、

時には仲間の力を借りながら、

子どもたちの未来を

つくっていきたいと思う。

 

20年先に振り返った時、

これまでの自分はどうやって作られてきたのかが

記されている。

 

このブログを読めば

私の生き様を感じてもらえる。

 

私が歩いてきた道を、

子どもたちに胸を張って伝えたいと思うのです。